シエルは『SECRET VIPER』における重要な役割を担う少女です。
当初は決して魔法少女として活躍するハズなどありませんでした。
だが何をどう間違ったのか、彼女はこの路線を驀進しつつあります。
こうなったきっかけは間違いなく、テラ氏によるこの意匠でしょう。
彼女の当初のデザインは、もっとずっとシンプルなものでした。しかし木庭くんやテラ氏がやり取りを重ねる内にこんな風に落ち着いた、と言うのが顛末らしいです。
それらのやり取りを知る由も無かったこっちは、ピクシブに貼られたこの絵を見てブッたまげるのが関の山でした。だってずっと、当初のシンプルなワンピース姿で行くものだと思ってたんだもんw
で、先の記事でも触れたとおり、オイラも自分なりにいじると言いましたが、現状こんな感じになってしまいました。
何この魔法少女。
閑話休題、昨日はランドセルの日だったそうです。ふとケータイを見ていたらそんな文字列が視界に踊り込んできました。
だが時すでに、あと1時間チョイで日付変更、こんな時間に完成になったとさ。
さてキャラですが、非常に多大なるツッコミが入りそうな意匠です。
チャットに同席してた人が貼ってた写真の中に写っていたBLAZER ONEのカレンダーの子を参考に、ちっこくしてランドセルを背負わせる。
よもやオイラごときが甘露樹御大のキャラを描く日が来ようとは(手法がアレなんですが)。
ただ描いてみて、大手の方の描き方とか色の使い方とかはやっぱりスゴイよなあ、などと今更のように感心させられました。
2010年03月
ブログを弄ぶ。
うすらデカイサイズを貼る試験。
※すごく・・・大きいです・・・。一応作業時の原寸ですから。
かつ、サムネ貼り付けの試験。
最初に投稿したもの(「『SECRET VIPER』詰め合わせ」。以下、前者)はテラ氏の原画を極力生かす方針ではあったが、それがむしろスタティックな印象になってしまったのでは? なんて葛藤を投稿直後に抱いたのです。
キャプション中でも触れたとおり、表紙は自分なりに色々やったと思うのと同時に、手を尽くしきれなかった感が否めなかったのもまた事実。
そんなどこかモヤモヤしたものが、表紙とは別にもう一枚(上に貼った「リプライズ・・・」。以下、後者)をこしらえさせたのかもしれませんな。何だかふがいない。
で、前者の投稿後にひらめいた手法、ないしは出来なかった手法を試しに片っ端から投入してみる。そして出来たのが後者でした。
ちなみに上の絵は、イベント当日のPHANTOM WORKSブースでも何かしらの形で使用されるでしょう。
ピクシブを見た木庭くんには気に入ってもらえたようで、使わせてもらいたいとの申し出があった末、無論快諾。
ひとまずは結果オーライとしたい。
ついでと言ってはアレですが、もういっこ貼ってしまおう。
自分なりにシエルも描いてみたかったのですよ。そして目指す路線は、「魔法少女」w
はあて、どうなる事やら。
表紙の作業、まとめ。
表紙を取りまとめるための作業も終わりました。
作者の木庭くんも本文の推敲を済ませたとの事。スケジュール的にはじきに入稿となりましょう。
以下、簡単なデータです。
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『SECRET VIPER -上巻-』
■スタッフ
原作:木庭彰人
キャラクターデザイン・表紙イラスト:テラ
表紙デザイン・構成:羽双重毬雪
(敬称略)
■作業内訳
こちらが表紙作りで行った主な工程を列挙。
シエル(女の子)部分
・肌に若干の反射
・髪にツヤを追加
・瞳に反射の効果
・周囲に光の粒の追加
F-2XR シークレット・ヴァイパー(戦闘機)部分
・コンフォーマルタンク(画像右側・赤線の囲み)の追加
・赤外線探査装置(画像左側・赤線の囲み)の追加
・キャノピー部に光の粒の反射を適用
背景部分
・全体の色味を変更
全体のデザイン
・手書きの題字を加える
・タイトル類の文字列を配置
シエル部分
・手の上に浮かんだSVを追加
全体のデザイン
・タイトル類の文字列を配置
―――面付け―――
・表1と表4を配置
・中央に背表紙を追加
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以上
こんな感じでしょうか。気持ちの整理をするために書き連ねた節がゆんゆんと漂いますが。
とりあえずねぇ、アマチュアのオレが出来るのはココまでやねん。
もうしばらくセントーキはイイわw
実を言いますと、コレと前後してもう一個依頼が来てましたので、今度はそっちに力を注ぐ事になるでしょう。
もしかしたら更新の頻度も緩まってしまうでしょうが、適度に間を空ける意味では良いのではと、自分なりに勝手に納得してみる。
今回の作業は、木庭くんやテラ氏にも逐一進行の度合いを知ってもらう意味合いも込めて、頻度を気持ち多めにしていましたもので。
ほいでもって、次の作業は如何に進めたものか。
表紙の作業、その7。
表紙の作業、その6。
同人誌『Secret Viper/シークレット・ヴァイパー(以下、SVと記す)』表紙のデザイン作業。
なんやかんやでこの作業も佳境に入りつつありますなぁ。
それでもやっぱし気は抜けないんだ、コレが。
ぼちぼち素材も整い始まりました。
SVの本体、シエル、それぞれのほぼ完成版です。
ふたつを背景へ合☆成。元絵部分はファイナルとします。
よーし、全体のデザインに入ろうじゃないか。
結局手書きのタイトルは書き直し。前のよりかはいくらか強弱が付いたのではなかろうか。
先ほどの元絵と合わせる。
打って変わって、表4ですな。
テラ氏はこのシエルを描いてこちらに渡した際、他に何か加えられそうな物を…と思案していたようです。
では…とばかりに、試しにちっこいSVを追加、彼女の手の上から浮かべてみる。